橋津周辺の文化財・風景
橋津古墳群(通称:馬ノ山古墳群、国史跡:12基)
馬ノ山(標高107m)の丘陵には大小合わせて28基の古墳(内5基は前方後円墳:当初は24基であったがその後4基が見つかった)が点在している。中でも橋津4号墳は山陰地方でも最大・最古級の前方後円墳である。昭和31年(1956)2月~3月、主体1号(竪穴式石室)が発掘調査され、多くの副葬品(銅鏡五面・車輪石・石釧・玉類・鉄剣・石釧など:その多くは東京国立博物館蔵)が発見された。これらの副葬品から4号墳は古墳時代前期(4世紀)に造られた古墳であるとされている。
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(副葬品の写真は「鳥取県の名宝」(2002年刊:鳥取県立博物館)より引用)